滑る・摺動性コーティング加工

滑るシリコンコーティング加工

滑る・摺動性(シリコン)コーティング加工の特長

  • 高機能性シリコンコーティング剤
  • 柔軟性もあるので素材への密着性も高い。
  • 滑り性や撥水性も高く、汚れやすい場所の防汚性にも期待できる。
  • 安全性基準にも満たしているため、どなたでも安心して使用可能。
  • 耐熱温度も高く、幅広い素材に対応。効果を発揮。

安全性確認試験報告

試験方法

塗装・樹脂・ゴムのJIS試験片にシリコンを塗布し、高温槽で60℃に加温した状態で1時間放置する。その後、試験片を洗浄したあと、外観、材質に影響がないことを確認する。

  • 「試験片を用いた加温試験」異常なし
  • 「急性経口投与試験」合格
  • 「皮膚感作性試験」合格
  • 「皮膚刺激性試験」合格

安全性が確認できた素材

ポリカーボネート ガラス板 ABS ポリアセタール
アクリル ポリエチレン 天然ゴム  クロロプレンゴム
ポリプロピレン アクリロニトリル PET  ブタジエンゴム
フェノール エチレン・プロピレン・ジエンゴム スチレン・ブタジエンゴム  軟質塩ビ 
硬質塩ビ アルミ(アルマイト処理品)  黒色塗装板  黄銅(真鍮) 
亜鉛メッキ       

傷埋効果試験

シリコンコーティング加工試験した塗装板の写真

三分の一に2種類のコーティングを施工した黒色塗装板

試験方法

黒色の塗装板を用意し、表面をアルミ粉で荒らす。1/3に2種類のコーティング(シリコンコーティング、他社品A)を施工し分光測色計を用いて、光の乱反射の総量(明度Ⅼ*)を計測する。その明度*の数値から、コーティング施工による傷の埋め込み効果を調べる。

試験板

JIS-K-2396 黒色塗装板

明度Ⅼ* 数値(分光測定計で計測)      

1.表面を荒らした塗装板に他社品A   

2.表面を荒らした塗装板   

3.表面を荒らした塗装板にコーティング
3.83 4.31 2.29

色差の明度Ⅼ*について

例えば、荒らした塗装表面2は、乱反射を起こして白ボケするので、明度Ⅼ*の数値が上がる。(白っぽくなる)そこにコーティングを施工すると、厚みのある皮膜による埋め込み効果で乱反射(白ボケ)がなくなるので明度Ⅼ*の数値が明確に下がる。塗装表面が平滑になり、新品に近い状態になる。

マイクロスコープ150倍拡大写真

マイクロスコープ150倍拡大写真コーティング無し

シリコンコーティング無し

乱反射を起こして白ボケするので、明度Lの数値が上がり、白っぽくなる。

マイクロスコープ150倍拡大写真コーティングあり

シリコンコーティングを半分だけ施工

厚みのある皮膜効果で乱反射(白ボケ)がなくなり、明度Lの数値が下がる。塗装の表面が平滑になり、新品に近い状態に。

加工事例

商品、製品が取りやすくなるシリコンコーティング加工

商品、製品が取りやすくなるシリコンコーティング加工

 

試作トライ無償で対応(※出張費込み)

作業工賃、交通費、材料費は塗布する製品によって変わりますので詳細を確認の上、お見積を出させて頂きます。

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※送料は貴社負担でお願いします。
個人用途(法人格のない場合)、医療用途、食品に触れる用途につきましては、サンプル提供をお断りしております。

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